丸の内、皇居の緑を目の前に臨むオフィス。五感を刺激する要素や周辺環境を取り込み、アトモスフィア(空気感)をデザインすることで、生産性を高める環境を創り出した。建物の角区画であるため２面がガラスの大開口になっており、壁は極力使わず、ガラスのパーテーションや、カーテン、床仕上げや段差を活用してエリアを切り分けるなど、外の緑の環境を室内に取り込むデザインとした。上質な空気感を醸し出すようにシンプルなアンティーク調で上品な家具セレクトとしているが、所々に遊び心のあるアイテムを混ぜ込んで、場に若さと動きを与えた。